衆知を集める

少し間が空いてしまいましたが、引っ越しをしたり仕事で忙しかったりとバタバタしていました。。というわけで気を取り直して、きょうもゆる〜く綴ります。


さて、最近仕事で思うこととして、松下幸之助さんの「衆知を集める」という言葉がその通りだなと思っています。「現場の人やそれを専門としてやっている人が一番そのことについて知恵を持っているし、会社のことを大事に思ってくれているから、その人たちの知恵を集めれば怖いものはない」というのがその意味するところなのですが、今仕事柄いろいろな人とかかわってプロジェクトを進めていく中で、強く共感することが多いです。


先日marumoが仕事で「こう思う」という話をしたところ、あるチームメンバーの人が「それはそうだと思う。でもこっちも見たほうがいい」という提案を持ってきてくれました。そしてその提案はまさに的を得たものでした。自分では気づかない視点をもたらしてくれる存在がいる、だからこそ仕事はチームでやる意味があるのであって、そしてそのような意味のある知恵を1つでも多く集めることのできるリーダーこそがよいリーダーなのだと思います。ではそういうリーダーとはどういう人なのか、marumoの仮説は、「限られた情報をベースにして作られた仮説を持って現場に飛び込んでいく考えるリーダー」こそがそういう人なのかなと思います。「実はこうなんじゃないか、こうしたほうがいいんじゃないか」というような新しくかつ大胆な仮説と現場の知恵が交わるところに新しい価値が生まれると思うからです。

どなたかが実践されていることとして何かの雑誌かに書いてあったのですが、1週間に2回日々感謝していることを書いているという方がいました。書いてみたり口に出してみないと改めて意識しないことも多いと思います。上の例で挙げたとあるチームメンバーの方のような人と一緒に仕事ができること、それに今とても感謝したいと思っています。